ゆとり世代を手駒にするたったひとつの冴えたやり方 - 誰からも後ろ指を指されない社内ニートになるための10の方法

さて。オレドコさんに「コミュ力」について言及していただいてから、もう1ヶ月以上経ってますが構わずアレします。いや、この1ヶ月いろいろあったなぁ…(遠い目)。んで、今回のテーマは団塊Jrかつ偏差値教育の落とし子である我々ニート2.0社員が苦手としている、いわゆる「若手」との付き合い方。甘やかせばつけ上がるし、叩けば辞めるしで、距離の取り方がわかんねぇよ!って感じで、皆さまご苦労なさっていると思います。そんな彼らを手なずける唯一の方法を教えちゃいます。



仕事の中身を(見たふりして)ほめる。



これだけ。普段はやや距離を置きながら、ここぞのポイントで、これ。これだけでいいんです。変に目線を下げて彼らのペースに合わせることなんてないんです。campaneetが考えるに、日本企業というのは企業内での仕事に対する評価がものすごく適当かつ、ドライなんですよね。やって当たり前というか。「給料もらってんだから、やれて当然」みたいなね。特に中小あたりとかは徒弟制度ばりのソレがある。


社内を俯瞰で見ていると、あれですよ。みんな評価されたがってるんですね。自分の仕事を。それも「利益率」とかなんとかいう無味乾燥なものじゃなく、「オレがやった仕事、数字じゃなくて中身を(納品までの苦労を)見てくれよ!」ってね。でも、若い社員は、そういう激アツな部分を出したがらない。一見クール。その実、評価されることに対して、もの凄く飢えています。その辺をピンポイントでくすぐってやるわけです。


社内ニート2.0を続ける上で、つまり我が身の保身を図りつつ、いかに楽をするかを考えたときに非常に大切な「社内の駒」。これは、若手の仕事の“中身”についてさりげなく言及してあげるだけで、簡単に手に入ります。直接じゃなくても、社内メールや伝言でいいんです「この間のアレ、良かったよ」って。その際、面識あるなしはあまり関係ないようです。ポイントとしては、できれば一点だけでも具体的に(企画のこの辺が良かったとか)。それと、みんなを誉めまくっては、彼らの大好きな虚栄心は満たされませんから。その辺はバランスを考えて。


この手口で、ゆとり世代との友好度をぐいぐい上げて、いざという時の援軍として確保してしまいましょう。


あの人と仕事すると楽しそう。とか、あの人はキチンと自分の仕事を評価してくれる! と思われればこっちのもん。そうなれば、実務上の戦力になることは勿論、多くの若手が貴方の目となり耳となって、社内動向を伝えてくれるでしょう(貴方を追求しようとする不穏な動きさえも!)。そんな貴方の(ニセ)人望が誰かに妬まれたら、直接その人とお話すればいいんです。「本当の憎しみ」なんて企業内には存在しません。そう感じることの多くが、ちょっとした行き違いから端を発するものだったり、ただ気に入らないとか、そんなレベルのものです。いきなりぶん殴られることなんてないでしょ?


体験的に、企業内ほど「雨降って地固まる」ということが例外なく適用される場所はないと思っています。いやホント。