ギブ&テイクは、売り時と買い戻すタイミングが重要 - 誰からも後ろ指を指されない社内ニートになるための10の方法

社内ニート2.0は、ただの無気力な無能メンではありません。無能は無能でも、立場をわきまえた無能です。無能であるが故に、会社という後ろ盾がなくなれば大変なことになるよ、主にオレが! というのを痛いほどよく分かっています。なので、まぁ、寄生虫も、宿主を殺しちゃうようなことはしませんよね。そういうことです。



無能メンでありながらも、ただ社内の片隅でじっと固まっているのではなく、果敢に攻勢に出るのがニート2.0のあるべき姿です。以前のエントリでも書いたように、「攻撃は最大の防御」。社内イメージは周囲によって形成されるものではなく、自らが創り出すものであることを自覚すべきです。全ては「演じること」です。プライベートのしょぼい自分なんて、地元の友達や彼女、嫁や家族の前で出せば十分。会社では、理想の自分(ただし仕事はしない)を演じましょう。基本は「いい人、気が付く人」。過剰にやりすぎるのは厳禁ですが、ちょっとした気遣い(そのくらいは自分で考えよう!)を社内の随所に折り込むことにより、貴方のいい人パラメーターはぐいぐい上がっていきます。しかも! 昨今の成果主義やらのお陰で、純血種の「気が付く社員」は激減しています。ここに、我々社内ニート2.0の生きる道を見つけたり!



ヒマにしていると、わりと社内が俯瞰で見えるはず。厭世的になって、「もう会社なんかどーだっていいやー」とか言ってる出来るメンがいたら、励ましまくりましょう。しんどそうな案件を抱えて泣きそうになっている元気な後輩がいたら、めんどくさくない範囲で手伝ってあげましょう。あと、上司はたまに話し相手になってあげましょう。



まぁ、気が付く範囲でいいんです。やりすぎて「あいつ仕事してんのか?」なんて思われたら意味ないですからね!



で、さらに突っ走ってもらいましょう。そんな彼らが、いざ貴方がめんどくさい仕事を振られたとき、確実に力になってくれます。貴方が売る「恩」には利子が付きます。恩は先に売っておいて、10倍にして返してもらう。本当に辛い時には、ほんのちょっぴりの手助けでも、本気で嬉しいものです。ギブ&テイクは、売り時と買い戻すタイミングが重要。常にフィフティーフィフティーで成立するわけではないことを知っておきましょう。



頑張らないために、頑張る。それが社内ニート2.0。だって、責任とかめんどいじゃん。




合い言葉は「生産性?ないよ!」(素敵な笑顔で)